サクラビール
✿サクラビールとは…
1913年(大正二年)、九州初のビール工場(現在の旧サッポロビール九州工場)である帝国麦酒㈱が醸造する『サクラビール』は誕生しました。
サクラビールは国際港、鉄道の要所でもあった門司から国内外に出荷され、日本のビールはサクラビールと世界に称賛されました。最盛期には、国内シェア約9%、国内第3位となり、東京銀座、大阪道頓堀にもその名のネオンが灯されました。昭和に入り、桜麦酒㈱、大日本麦酒㈱へ経営が移り、昭和17年頃まで醸造されていました。
✿ビールの特徴
サクラビールの成分表はサッポロビール株式会社が所有しており、特別に許可を得て成分表をもとに、その特徴を再現しました。
「糖度高く、芳醇なる香味。淡い琥珀色にて色沢鮮麗」
麦芽の香ばしい味わい、赤く艶やかで透通った色合いのラガータイプビール。
✿登録商標について
「SAKURA」「さくら」はサッポロビール株式会社の登録商標です。サッポロビール株式会社より使用許諾を受け、門司港レトロビール株式会社が製造しています。
✿旧サッポロビール九州工場の赤煉瓦建物の保存活動
旧サッポロビール九州工場の赤煉瓦建物を後世に引き継ぎ、それらを生かしたまちづくりを展開し、地域の活性化に貢献することを目的としたNPO法人門司赤煉瓦倶楽部による赤煉瓦建物の保存活動費としてサクラビールの売上の一部は活用されます。
◀︎瓶ビールラベル
大正時代に使用されていた帝国麦酒(株)の本物のラベルを中央に使用。ビール工場全景と行き交う船で賑わう関門海峡が描かれており、当時の様子が伺えるラベルとしてビール産業史でも紹介されています。
原材料:麦芽 ホップ
アルコール分:5%
サクラビールが買える!呑めるお店!
買えるお店
(門司区)
門司港地ビール工房、田村本店、シマダ酒店、DeLi(海峡プラザ内)、有次酒店、北九州観光コンベンション協会おみやげ館、野田酒店
(小倉北区)
樋田酒店、酒のしまぞえ、井筒屋 和洋酒コーナー、力丸酒店、宮熊酒店、グランドゥアムール・アミュプラザ小倉店
(八幡東区)
十亀酒店、鳥越酒店、日野商店(日野酒店)
(八幡西区)
下川酒店
(戸畑区)
ロゼ尾池(尾池酒店)
(遠賀町)
かごしま屋
※2019年8月現在
呑めるお店
(門司区)
ベアーフルーツ、ファンキータイガー、つむぎや、寿司 光本、プロペラキッチン、オールウェイズ、スナックモモ、門司港地ビール工房、みかど食堂
※2019年3月現在